思いがめぐる

2014年02月





アビタ 福島の子どもたち
ドイツ、2012年、4分、アニメーション、セリフなし、

外で遊ぶことのできない福島の子どもたちの夢と現実
ワールドプレミア短編アニメーション


shoko-hara_paul-brenner

作者
Shoko Hara:1988年6月28日に岡山県で生まれ。1998年にドイツに移住。
Paul Brenner:1988年10月8日生まれ。ドイツ・チュービンゲン出身。

南ドイツのラーベンスブルクにあるバーデン・ヴュルテンベルク協同大学でメディアデザインを学ぶ。
「Abita」は2人の初作品、2012年の芸術学部映画学科の卒業制作として制作された。

2013年リオデジャネイロ・ウラン映画祭アニメ最優秀賞


International Uranium Film Festival
THE ATOMIC AGE FILM FESTIVAL
https://uraniumfilmfestival.org/en/director/shoko-hara-paul-brenner

ShokoさんとPaulさんのWebsite:http://uki-uki.de/









「子どもたちを保養に招くときの警告」(2013年12月16日) 野呂美加さんより
お互いが被ばくをしないように配慮すること。

1)ついたらすぐにお風呂にいれて、シャンプーは二、三回。

2)衣類、靴などの持ち込み(着替え)をしないように制限すること。
(衣類、靴は洗濯しても放射能がとれるかどうかは分かりません)

3)受け入れ側は、子どもたちの衣類、靴などを用意して、保養中は「放射能から完全に遮断された環境」を用意すること。

4)リサイクル衣類は関東、東北のものは使用しない。

5)農産物、物資などの送付物に関しても、開けるときは表面のホコリなどで咳が出ることもあるので、室内で開けないことがのぞましい。

6)移住、避難のときは汚染地域から物品を持ち出さないこと。

7)車の除染、タイヤの限界は0.3マイクロシーベルト。それ以上の車は進入禁止。
(ロシアは輸入禁止にしています)

8)食べ物などの持ち込みは禁止すること。

9)お土産のお菓子などを持たせないよう、しっかり言うこと。

10)趣旨を説明することをおそれないこと。本当の信頼関係を築くことそのものが保養の意味でもあります。
 
そしてそのような環境に子どもたちや被災者を置いていることを魂に刻んで、差別にならないように配慮すること。




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