思いがめぐる

2014年08月









長崎原爆で死亡した被爆者の体内に取り込まれた放射性降下物が、被爆から60年以上たっても放射線を放出している様子を、長崎大の七条和子助教らの研究グループが初めて撮影した。放射線を体の外側に浴びる外部被ばくと別に、粉じんなど「死の灰」による内部被ばくを裏付ける“証拠”という。

内部被ばくの実態は研究が進んでおらず、七条助教は「病理学の見地から内部被ばくの事実を証明することができた。今後、健康への影響を解明するきっかけになるかもしれない」と話している。

七条助教らは、爆心地から0・5~1キロの距離で被爆、急性症状で1945年末までに亡くなった20代~70代の被爆者7人の解剖標本を約3年間にわたり研究。

放射性物質が分解されるときに出るアルファ線が、被爆者の肺や腎臓、骨などの細胞核付近から放出され、黒い線を描いている様子の撮影に成功した。アルファ線の跡の長さなどから、長崎原爆に使われたプルトニウム特有のアルファ線とほぼ確認された。



CI0003


被爆者の腎臓の細胞核付近から
2本の黒い線(中央)を描いて放射線が放出されている様子を
撮影した顕微鏡写真(長崎大提供)




鎌田七男広島大名誉教授(放射線生物学)は「外部被ばくであればプルトニウムは人体を通り抜けるので、細胞の中に取り込んでいることが内部被ばくの何よりの証拠だ。広島、長崎で軽んじられてきた内部被ばくの影響を目に見える形でとらえた意味のある研究だ」としている。

http://www.47news.jp/CN/200908/CN2009080701000061.html
2009/08/07 07:03 【共同通信】より




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ニュースの動画があったようですが、既に削除されてしまっています。
いつも多くの動画を書き起こししてくださる、「みんな楽しくHappy?がいい♪ 」さんが、このニュースの書きお越しもして下さっていました。

http://kiikochan.blog136.fc2.com/?mode=m&no=495


2009年6月のニュースです



キャスター:
原爆投下で出るいわゆる「死の灰」
その死の灰が原爆の投下から60年以上たった今でも細胞の中で放射線を出し続けている様子を長崎大学の研究グループが世界で初めて確認しました。



長崎大 1




ナレーション:
細胞から延びる二本の黒い線、これが細胞の中で今も出続けている放射線です。
被爆から60年以上たった今年、初めてとらえられました。
広島と長崎に投下された原爆、その際降り注いだのが放射性物質の微粒子、いわゆる「死の灰」です。
身体の外から放射線を浴びる外部被ばく、一方死の灰を呼吸などで体内に取り込んでしまうのが内部被ばくです。
健康に影響を及ぼすと考えられていますが具体的な内容はよく分かっていません。

長崎大学の七條和子助教らの研究グループです。
死の灰による内部被曝について

七條和子助教:
被ばく者においては外部被ばくというものが通常考えられておりまして、内部被曝としての評価、または内部被曝としての病理学的な意義がほとんど分かっていない段階です。

ナレーション:
そこで研究グループはすでに死亡した7人の被ばく者について、大学に保管されていた被ばく者の組織を特殊な方法で撮影。その結果細胞の中で死の灰が出す放射線を黒い線としてとらえることに成功しました。

02:04
七條和子助教:
細胞がこのちょっと横の方からですね、2本認められます。



長崎大 2




ナレーション:
被爆から60年以上も経った今もなお、骨や腎臓なとの細胞の中で放射線を出し続けている様子をとらえたのは世界で初めてです。
さらに、放射線の分析から、この死の灰の成分は原爆の原料のプルトニウムである事も確認されたということです。
今回の成果は死の灰による内部被曝が人の体の中で、どのように周囲の組織を傷つけ健康に影響を及ぼすのかを解明する手掛かりになるものと期待されています。



長崎大 3



長崎大 4




七条和子助教:
その時だけ被ばくして色々な障害を及ぼすのではなく、ずっと身体の中に蓄えられたまま少しずつ少しずつですね、身体を・・やはり傷つけている可能性がある事の何らかの糸口になればと思っております。

キャスター:
原爆で被爆した人は今も高い割合で癌になっていますが、こうした患者は一見正常に見える細胞のDNAが傷ついている事が長崎大学の研究で分かりました。
原爆の放射線が長い年月の後も被ばく者の中でがんを引き起こす仕組みの解明につながると注目されています。
被ばく者は今も高い割合で癌になっていますがその仕組みは明らかになっていません。
長崎大学の中島正洋准教授の研究グループは、皮膚がんになった被爆者を対象に手術で切除された癌の周辺の細胞について研究を進めました。
その結果癌になっていない一見正常に見える細胞のDNAが傷ついているケースが多くみられる事が分かりました。
こうしたDNAの異常は爆心地から3キロ以上離れて被ばくした人では5人のうち一人だったのに対し、1,5キロ以内で被ばくした人では7人のうち5人にのぼっています。



長崎大 5




中島正洋准教授:
60年以上前の一回の放射線の被ばくによって、遺伝子に傷が入りやすいといったものが誘発されているのではないか。それは癌になりやすいという事を示唆するデータだと考えております

キャスター:
この結果はアメリカがん学会の学術誌「キャンサー」のインターネット版に掲載されました。




動画がここでご覧になれます。(4分42秒)
http://www.at-douga.com/?p=6029




以下、毎日新聞 2015年06月08日の記事
「広島原爆:「黒い雨」体験者の肺にウラン残存」
 広島大と長崎大の研究グループは7日、広島原爆の「黒い雨」を体験した女性の肺組織にウランが残存し、現在も放射線を放出していることを示す痕跡を初めて撮影したと明らかにした。
http://blog.livedoor.jp/ygjumi/archives/68387134.html











私にはわからない。
どうしてこんな言葉を投げつけてくるのだろう。
それによってこの人が得るものは何なのだろう。
そう思わずにはいられない言葉を今までも、いくつももらった。


去年(2013年9月)私は癌の宣告を受けた。

どんな方であれ、癌だと宣告されれば動揺するだろうと思う。
そのことを、家族以外の人に言う事はとてもとても勇気が要た。
それでも、そのことをブログやFB 、Twitterで言おうと思ったのは、
ひとつには闘うための決意を持つためだった。
そして、もうひとつには、
同じような病で苦しむ人に、一人ではないよ、ここにもいるよと伝えることで、
少しでも、お互いの助けになれればと思ったからだった。


そんな中で、以下のような言葉を頂いた。

「 Posted by あきれてものもいえない 2013年10月07日 22:37

静かに心安らかにと望むくせに、blog、twitter、FBとありとあらゆるsnsに拡散しているあなた。
どうしたいの?
家族だけが知っていれば、それでいいんじゃない。
こういうのクレクレみたいだよね。かまってクレクレ。
そんなに注目されたいのかな。
それだけ図々しければ癌も逃げてくと思います。
大丈夫ですよ。
浅ましいものを見た気分でした」
http://blog.livedoor.jp/ygjumi/archives/67981116.html


この人は、こうしたことを書き込むことで、何をしたいのだろう。
私にはわからない。





母の自分史を電子書籍にして出版した。
http://www.amazon.co.jp/dp/B00KZN04AI

母が以前に書いたものを私が編集したのだが、出版する前に横書きを縦書きにしたため、
様々な不具合が生じていた。
もちろん、それをきちんと訂正するのは、出版する私の責任であり、
世に出すからには、きちんと、校正をして出版するというのは、基本的な礼儀であろう。
それを怠った私に非があることは十分承知している。

そこに頂いた、レビュー(このレビューは校正終了後、再掲した際に消えてしまいました)


「ちゃんとした電子書籍にしましょう!!
by 鈴木××

テキストデータを流し込んだだけ。
不揃いな段落、1文字欠けや横になった数字など、
こんな本を販売するのも、電子書籍が普及しない原因のひとつではないでしょうか。
内容はともかく、たいへんに不愉快でした」


指摘には心から感謝する。でも、ここに書かれているのは批判だけだ。
もちろん、批判だけを書いていけないわけではない。
ただ、こうしたレビューを書くことにどんな意味があるのだろう?
私が、或いは、母が、悪意を持って、校正を怠ったわけわけでもなく、
これによって誰かを傷つけたわけでもない。

恐らく、何万、何十万とある作品の中の、読む人も限られた小さな一作に過ぎない。
間違いを指摘することだけに留めればそれでいいのではないだろうか?と疑問に思わざるえない。



私にはわからない。

そして、

たぶん、わかりたくもない。



【付記】
以前にTweetに頂いたメンション
これもとても不快に感じた。
私の感じた思いが、傲慢なものであるかどうかを後に考える意味でここに記しておこうと思う。

「此れからが大変なのに、ゆみさん今から疲れてしまっては駄目ですよ。貴女にして戴きたいのは、理由はどうあれ、お父様との確執を少しづゝでも受入れる努力の様です。幼心の思ひ込みが、寛容出来ると癌は貴女から去るでしょう。きっと、きつと。」

「どれ程立派な事柄を、伝え得ても、ご両親を差別し嫌な人と救って上げたい哀いそうな人に分類するのは、ゆみさんの心の問題です。嫌いな人は、人格が変貌する大怪我をされ制御不能な感情に苦しみながら生きて来られた。哀いそうな人に助けられて…おニ人が無ければ貴女は無。」






I don't know








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