「大きい家だよ」

とは聞いていた。
一応、部屋数とかも聞いてはいたのだが、

実際、目にして仰天した。

「え!? 本当にこの家に三人で住むの??」



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それが最初の感想。

いつでもかなりいい加減だ。

ポルトガルに行こうということで、ネットで物件を検索した。
いくつか候補に挙がったところに連絡をしてみたのだが返事がない。
この物件だけは、唯一、すぐに返事が来た。
そして、大家さんが大変親切に色々情報をくれた。

で、
「ま、いいんじゃない。とにかく行ってみて、ダメならまた他に行けばいいよ」
という感じで来てしまった。

中に一歩足を踏み入れて、再び、びっくり。



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「ゆ・ゆ!?床が石だよ」

大家さんはとくとくとしてお屋敷の説明を始めた。

「この家に使われている建築材で、最古のものと識別できるのは1601年で・・・」

解説は長々と続く。
ありがたい。
ありがたいのだけど、何しろ、6月17日の早朝にイギリスのランカシャーを車で出発。
そこから南下しプリモスまで。
プリモスかららフェリーに乗って海を渡りスペインのサンタンデールへ。
通常約20時間の船旅。
だが、途中、病人が出たため3時間ほど遅延。
そこから陸路、ポルトガルへ。
途中、バルの上の宿で一泊し、ようやく辿り着いたのが翌19日の午後。

もう疲れて果てていて、素晴らしい解説も右から左へと子守唄のように流れ・・・



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それでも、大家さん、とてもきちんとした方で、全部を巡るまでは終りそうもない。
ここに辿り着く前に大家さん宅に寄っていた。
入居前の書類手続きということで、たっぷり一時間ほど、契約書類にサインなどをしてきていた。
そんなこんなで、頭も身体もほぼ限界状態。

ただひたすら必死に大家さんについて家の中を巡る。



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キッチンはお家の広さに比べたらこじんまりしている。
でも隣接しているパントリーがかなり大きい。


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キッチンを通過し、ダイニングへ。
ダイニングの奥に、まだお部屋がある。



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(この写真の右手の入り口がキッチンへと続く)



ダイニングから奥を覗くと、暖炉の部屋になっている。


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暖炉のある部屋からダイニングを見ると

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と、階下はこんな感じです。

二階に参ります。



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Quinta das Pedras Velhas(古い石の家)②階上
http://blog.livedoor.jp/ygjumi/archives/68724295.html

Quinta das Pedras Velhas(古い石の家)③いろいろ
http://ygjumi.livedoor.blog/archives/68726280.html