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これはみんなに知らせた方がいいと思ってTweetしたら、
既に、巷ではよく知られていることだったという、いかにも私らしい展開

でも、ま、知らない方も若干いらっしゃるようなので・・



FBで起こったこと。

ある方から、友達リクエストを頂いた。
あまり深く考えず承認 ← そもそもここが間違い


ただ、言い訳をすると、私自身はFBには、ニュースしか投稿しておらず、
個人的なことは何もあげていない。
なので、友達にもそれほど拘ってもいない。
FBに登録したままにしてあるのは、偏にある種の方との連絡のため。


その新しく友達になった方をT氏とする。
T氏は、私がリクエストを承認すると、お礼のメッセージを送ってきた。
と、ここまではよくあること。

「いいえ、こちらこそリクエストをありがとうございます。云々」という返礼をした。


T氏は、その後再びメッセージをしてきた。

「良い友達になりたい。日本のどちらにいますか?」

最初からもちろん気づいていたが、T氏の日本語はどう考えても、機械翻訳。


なので、
「メッセージは機械翻訳でしょうか? もし、日本在住のお友達をお探しなら私はそれに当たらないので他の方をお探しください」 と返信。

T氏は、私は日本人なのですが、わけあって、子供の時にアメリカに来て、そこで育ちましたと伝えてきた。


T氏のプロフィールからアメリカに在住なのはわかっていた。
お名前は日本のお名前でローマ字。
T氏が仰られるには、家族でアメリカに移住し、自動車事故で両親と妹を亡くした。
その後、そこで一人で生きてきたとのこと。


真実であるならば、とても不幸な生い立ちだし、 日本語が流暢でないことも理解できる。
私は、普通の人ならするであろう、丁寧な返信をした。


T氏は、さらに私のことを聞いてきた。
戸惑いつつ、欧州在住ですと返信。

と、その後、娘さんの写真を送ってきた。

「これは娘のOliviaです。妻を数年前の出産時に失った今、娘が私の全てです」

・・・・・

なんて家族に恵まれない方もいるのかと思いながらも、
心のどこかで、ほんと??という囁き声も聞こえてくる。
そもそも、単にFBで知り合ったばかりの私にそんな詳細を伝えてくること自体、???。

でも、真実であるなら、邪険な態度は失礼かなと、T氏の不幸に驚きを伝えつつ返信。

次のメッセージには、早く、引退して、娘と欧州に行きたいと思っていると。
どうして急にそういう展開になるの??と思い、返信を保留。

私の返信がすぐにないと、T氏は、翻訳文が正しくなかったのかと思ったか?
英語で、私の書いた意味が伝わったでしょうか? と質問を送ってきた。
「わかりました。今後は表の投稿でお話をしましょう」と返信。

次のメッセージは、彼の写真入り。
仕事の都合上、これは公にはできないものなので、 他の方には絶対に見せないでくださいとのこと。

この辺で、いくら呑気な私でも、これは??と思い、無視。

すると、「Are you there?」というメッセージ。
それでも、無視を続けると・・・、

「どうして私のメッセージを無視するのですか?」

はい。
ここまで来て、怖くなりました。


「・・・ダーリン、あのね・・・」
とダーリンズに恐る恐る声をかける。

二人は思いっきり呆れた顔をして、 「そりゃ、どう考えてもおかしいでしょ?」

何でも最近「また」増えているそうで・・・、
自分の身の上を話、親し気なメールを送ってくる。
段々親密になって・・・

最終的な目的はお金。
自分が何らかの苦境に陥ったことにして、 お金を送ってほしいと懇願する。
SNS版、「オレオレ詐欺」

やれやれ・・


最後にT氏のために一言だけ弁明。
T氏がそういう方のひとりであったのかどうかは私にはわからない。
ただ、友情を求めているシングルファーザーの男性だったのかもしれない。

でも・・
いろんな方がいらっしゃいますので、くれぐれもお気を付けくださいますよう。


【追記】
★送ってきたT氏の写真、今はそういうことが可能らしく、息子が誰かを検索。
全くの別人

★これは男性から女性への例。
もちろん、女性から男性へのこともあり、その時は、もちろん、とても魅力的な写真入りだそう。




ロマンス詐欺
主にインターネット上の交流サイトなどで知り合った海外の相手を言葉巧みに騙して、
恋人や結婚相手になったかのように振る舞い、金銭を送金させる振り込め詐欺の一種。
国際ロマンス詐欺、国際恋愛詐欺、ナイジェリア詐欺などとも呼ばれる。
送金した場合、現状では事後に金銭を取り戻せる対策はほとんどない。



国際ロマンス詐欺
2019/2/16
2019/2/16
2019/2/16

毎日新聞2019年2月16日




【続報】
FBで再びローマ字表記の日本人男性から友達リクエストが来たので
恐る恐る見に行ってみました。

はい。なんと、T氏と同じ写真を使った、他のお名前の方。

そして、自己紹介には

神戸市出身
配偶者と死別

あちらにすれば、お金儲けですものね。
皆様くれぐれもお気を付けくださいますよう。